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プロフィール

<織庵>
・1995〜 八王子 美ささ手織教室 講師
・2002 日本クラフト展入選・協会会員
・2003 織成賞展・アイデア賞受賞
・2004 全国裂織展入選
・2008 多摩クラフト協会設立ともに会員
・2010 日本橋三越本店japan creation week
    出展
・個展、グループ展多数

私の織った物を身に纏った人が元気になり、優しい気持ちになってくれたら・・・

「織」は先人達の知恵が詰った凄い世界だと感じます。その同じ手仕事をするようになり、自分も新しい織り方・素材・表現にチャレンジしています。
私の織った物を身に纏った人が元気になり、優しい気持ちに成ってくれたらと、願いながら柔らかい布・楽しい布・不思議な布作りをしています。

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紫と白のマフラー(珠刺子のマフラー)紫のウールとグレーのカシミヤをリバーシブルになるようにし、その中に極太の特殊ウールを一緒に織り込みました。
仕上げ処理で丸い珠が並ぶようにした,オリジナル技法のマフラーです
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連珠のショール
細い絹糸と極太の特殊ウールで織った大きめのショールです。
織り上げた後、ウールを軽くフェルト処理するので必ず縮みます。同じ割合で
縮む糸捜しに苦労しました。透け感と珠の連なりは纏う人を華やかに見せます。

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裂織のタペストリー(紅葉狩り)
昔の銘仙の幾何学模様のモダンな柄を生かし、再構成した作品です。
布の切り幅を色々変え、縦横に織り込んでいます。一般的には、細い糸と幅広の裂布を縦に一緒に入れることが不可能ですが、工夫して自作した道具を使い織り上げました。
一部をループ状に飛び出させ、レリーフ効果を出したオリジナル作品です。

織庵

織を始めて、気がついてことがあります。同じことを繰り返す作業を通して、自分の心をおだやかにしてくれる不思議な効果を感じました。
工房での作業というよりは、庵での修行の日々と感じましたので、工房名をあえて「織庵」としました。
織は、同じ糸、同じ織り方で織っても作り手の個性が出るものです。特に視覚的なというより、手触り感、風合いとして正直に伝わるものなのです。

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織りに使う糸は絹、麻、綿、ウールを始め細長い物ならなんでも使います。太さや縒りの強さもいろいろです。
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生成りのまま使う事もありますが、大方は自分で化学染料で染めています。材質により染料も薬品も温度も違います。藍染めに行ったり、草木を煮出して染める事もあります。

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八王子の大忠の高機で、バランスの良い織り機に巡りあい、26年間も愛用しています。

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木製の織り機は精密機械とは少し違い、はじめから揺らぎが生じています。
そして使うほど織る者の手足の一部のように馴染んで来ます。経糸の張り具合や織り手の力具合で、織り上がる布の風合いも微妙に変わり、面白い道具だと感じています。
ほとんど毎日動かしています。補助的な道具を自作することで、オリジナルな織組織を織ることができるように工夫しています。

■ 作品

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     Kioku

ネガフィルム、カセット
テープ、ビデオテープ、
絹糸を使い透け感のある
タペストリー

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    Kirameki

幅の極端に違う、幅広の
ミラーテープ、カセット
テープと細い絹糸が織り
なす証明で煌めくタペス
トリー

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  先人の力をいただき

古い銘仙を5ミリ幅で
切って縦糸に使い、
柄の構成をし、細い絹
糸を織り込んだ

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     花咲く

絹糸と銘仙の花柄を切
り出して、縦糸と横糸
に織り込裂き織のタペ
ストリー

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  よろけ筬(おさ)を使ったスクリーン

手織機に特別な装置を
考案・設置して、よろ
け模様がきれいに出る
ようにした作品

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    裂き織のマット

厚みのあるマットをめざ
して、裂いた布を2色使
い、特別な織り方にして
リバーシブルに仕上げた

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   テーブルウエアー

ランチョンマット、
テーブルランナー、
コースターを同じ
デザインで仕上げた

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       額絵

荷造り用のビニールテープ
をノッティング技法で織り
上げ、立体的なカッティン
グを施した

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   珠刺子のマフラー

細いウールの糸をベース
に、極太のスラブ糸を横
に入れ、耳から丸い珠が
飛び出すようしました

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 珠刺子のカシミアマフラー

カシミアをリバーシブル
に使い、極太のスラブ糸
を縦に入れ、仕上げで丸
い珠が出るように軽いフ
ェルト処理をしました

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 もじり織のキャメルショール

もじりを多く入れた技法で、
透け感のあるふあっとした
軽いショールを作りました

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   小ふくさと数寄屋袋

お茶席で使える品の良い
袋物と、表と裏で織柄の
変化をつけることで、所
作で表情の変化を楽しめ
る小ふくさ